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花入 紅鹿背杵形 十六世豊斎作

十六世豊斎作

 実りの季節に相応しい形。花入の形としての杵形は棒状の端が太くなっているもので竪杵(たてぎね)と呼ぶらしいです。ロクロで作り出すフォルムをもの凄く意識する形です。直線的過ぎても、そり過ぎていても、優美な姿にはならないと感じ、下部から締まってくる腰部、そして上部へと柔らかくも緊張感のある線を目指してロクロで土を引き上げます。
 紅鹿背の表情がとても面白く、場所によっては、明るい紅の部分、グレーの部分、そして茶色味掛かった部分と、割とはっきりと三色に分かれていくトリコロールのような表情が印象的です。焼成の段階で、この花入のあった場所が、酸化、還元、そして酸化と、極端にメリハリのついた変化をしたのではと推測しますが、窯の中で起こったことを完全に把握することは難しく、いろいろと想像してみて、またこれからの窯焚きに生かしていきたいと思いますが、やはり同じようなものに巡り合うことはないでしょう。

サイズ  Φ105×h205 mm
素材   紅鹿背(宇治の陶土)
釉薬   透明釉
焼成   玄窯(登り窯)
箱    木箱 ※受注後に制作、約二週間

Price 143,000 JPY


No.
51150
Name
花入 紅鹿背杵形 十六世豊斎作
Price
143,000 JPY
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