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茶盌 紅鹿背 十六世豊斎作

十六世豊斎作

高麗茶盌の「トトヤ」と呼ばれる茶盌には,「ちりめんジワ高台」と呼ばれる独特の高台際の表情を持つものがあります。
着物のちりめんのようなシワが土に無数に入り、ザラザラ。ゴツゴツ。とした印象の力強さと素朴さを持つ非常に魅力的な表情です。
意図してその表情を作り出すのは、技術的に難しいものです。削り作業の大切なポイントは次の3つです:適切な道具を選ぶこと、土の乾燥具合(柔らかさ)をコントロールすること、カンナを押し当てる力の入れ加減。
トトヤの茶盌を目指して作るうちに、ちりめんジワを生かした新たな雰囲気の茶盌を作りたいと思うようになりました。
ちりめんジワを高台だけでなく、口縁近くにまで施した茶盌を作りました。上部はちりめんジワに釉薬を被せ、その表情がとても魅力的であり、力強くなり過ぎず、上品さも備えた茶盌に仕上がりました。小振りな寸法も、うまくバランスの取れた茶盌になったと喜んでいます。

サイズ  Φ125×h75 mm
素材   紅鹿背(宇治の陶土)
釉薬   透明釉
焼成   玄窯(登り窯)
箱    木箱 ※受注後に制作、約二週間

価格 187,000円(税込)


品番
51121
商品名
茶盌 紅鹿背 十六世豊斎作
価格
187,000円(税込)
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