登り窯の中で、かなり温度が高くなる火前の部分に入れ、月白釉はよく溶けて素地の土が透けて見えることで紫に近い色味となります。内側の見込には溶けて流れた月白釉が溜まって結晶化し、鮮やかな水色に。そして、外側に金と銀彩を施しています。本来、釉薬の上に施す技法である金彩や銀彩を素地の土に直接施します。土が金や銀を吸い、発色がまちまちになることで、黄や白、少し黒い部分、マットでありながら光沢感のある色の部分と表情に変化が出ます。
今の自分の気分を、そのまま作品に込めた金と銀の月白流シの茶盌をお楽しみください。
サイズ 125×115×h90 mm
素材 宇治の陶土
釉薬 月白釉、金彩、銀彩
焼成 玄窯(登り窯)
箱 木箱 ※受注後に制作、約二週間
価格 275,000円(税込)
※パソコンやスマートフォン環境により、写真の見え方に若干の違いが生じます。ご了承ください
※はじめてご使用される前に10分程水につけてからご使用ください。焼き上がりのままお送りしております。そのまま使用されるとシミがつきやすいです。
※ご使用後は毎回しっかりと水気を拭き取り、よく乾燥させてから保管ください。