宇治という地名には兎の道という意味の「莵道」という書き方もございます。菟道稚郎子が河内の国より至る道中を兎が何度も振り返りながら先導した。という逸話によります。窯元ではこの故事より幾度も「見返り兎」に因んだ作品を作っておりますが、癸卯の香盒を作るにあたり、ゆっくり急かさずに導いてくれるような「見返り兎」を作りたいと思い制作しました。この兎と共に落ちついた一年を過ごして頂ければと思います。
サイズ 55× 45 ×h62 mm
素材 燔師(宇治の陶土)
釉薬 透明釉
焼成 ガス窯
箱 木箱 ※受注後に制作、約二週間
価格 49,500円(税込)
※一年前の「寅」など他の干支作品をご覧になりたい方はお問い合わせください。在庫がある作品もございます。
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