令和四年 勅題「窓」
勅題とは毎年行われている宮中での歌会始の御題です。茶道では、新年に干支とともに勅題に因んだ茶道具を選ばれます。朝日焼では干支の「寅」そして、勅題の「窓」の両方を一盌にデザインし制作いたしました。
薬の町として知られる大阪の道修町にある少彦名神社では、文政5年に大阪で疫病(コレラ)が流行した時、疫病除薬として「虎頭殺鬼雄黄圓」という丸薬をつくり、病除祈願しお守りの「張子の虎」 とともに配ったところ病気が平癒したと伝えられています。
令和四年の御題は「窓」です。思い切って茶盌の縁を黒くして、円窓に見立てました。お茶
をいただいた後には、茶盌の中に福笹にぶら下がった張子の虎が表れます。
サイズ φ125 ×h75 mm
素材 燔師(宇治の陶土)
釉薬 透明釉、鉄絵
焼成 ガス窯
箱 木箱 ※受注後に制作、約二週間
価格 27,500円(税込)
※こちらはStandard Collectiondです。焼き上がりのサイズや色味など少しの個体差はございます。お届けする商品はこちらの写真と同一のものではございませんので、あらかじめご了承ください。
※実店舗とオンラインショップの在庫は違います。贈り物などで複数個ご希望のお客様はお問い合わせください。
※はじめてご使用される前に10分程水につけてからご使用ください。焼き上がりのままお送りしております。そのまま使用されるとシミがつきやすいです。
※ご使用後は毎回しっかりと水気を拭き取り、よく乾燥させてから保管ください。